その中で、「日本の伝統建築物に似ている」との反応まで飛び出す始末だ。
去る21日、全州市などによると、ウリム橋は90メートルで、建設され30年を超える。歩行者の不便を減らして、隣接した場所に新都市ができたことから景観改善が必要との意見によって、2019年から「橋梁歩行路景観施設工事」がおこなわれた。工事は昨年12月に終了し、事業費は市の予算など8億ウォン(約8000万円)が投入された。
建築物は回廊のように歩道が屋根で覆われ、欄干にも木材と金属構造物を設置。全州市は韓屋(韓国式家屋)に見立てたウリム橋が地域のランドマークになるとの期待を表したが、市民の反応は冷淡だ。
市民キム某氏(33/女性)は「構造物ができる前より歩道の幅が狭く不便だ。韓屋云々の前に、周辺の環境と合わず、異質に感じる」と述べる。
SNSなどでもウリム橋についてさまざまな意見が寄せられている。
ネットユーザーらは「格別興味もなく、予算の浪費だ」、「施設物ができたことで、むしろ歩行が難しくなった」などの反応を示した。
その中でも、「日本の伝統建築物に似ている」との意見が主だ。
全州市ワンサン(完山)区庁の関係者は「ウリム橋の施設は当初、芸術や伝統を強調するものではなく、雨や日差しを避けるなど機能的な側面を優先して設計されたもの」とし、「市民の歩行環境を改善するためのものなのに、日本の建築物などとの視線が多く残念だ」と伝えた。
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