韓国が新型コロナの防疫で日本をリードする理由はクレジットカードによるもの…日本のメディアも注目(画像提供:wowkorea)
韓国が新型コロナの防疫で日本をリードする理由はクレジットカードによるもの…日本のメディアも注目(画像提供:wowkorea)
韓国が日本に比べて、新型コロナウイルスに対する防疫をリードできた理由は、クレジットカードの使用が日常化している影響が大きいという分析が出ている。クレジットカードを使用した場所を追跡して感染者が立ち寄ったところを把握し、動線が重なった濃厚接触者も分類することが容易で迅速に防疫措置をとることができたという説明だ。

朝日新聞は27日、「韓国で新型コロナウイルスによる死者数は26日時点で1817人となり、人口が日本の半分である約5200万人という点を考慮しても少ない」と伝えた。アワーワールドインのデータによると、27日時点の韓国における新型コロナウイルス死者数は計1820人となり、100万人当たりでは35人に相当する数値だ。一方、日本の人口100万人当たりの同ウイルス死者数は79人となっており、韓国の2倍を超える。なお、日本の累計死者数は計9972人にのぼる。

朝日新聞は、韓国が新型コロナウイルス感染者の経路を迅速に把握できた理由として「脱現金」を挙げた。同紙は「韓国では現金を使わないキャッシュレス化が進んでいる」とし「買い物も公共交通機関の利用もスマートフォンのアプリやクレジットカードを利用することがほとんどである」と伝えた。それとともに「(決済)記録とスマートフォンの位置情報統合システムを運用し、保健当局は感染者の移動経路を特定して接触者を見つけ出した」と付け加えた。
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