5月4日、放送局MBNは、3月25日午前4時頃、デジョン広域市ジュン(中)区テフン(大興)洞の路地で発生した暴行事件の、防犯カメラ映像を公開した。
映像で30代男性A氏は、建物の外に出ていた女性B氏に近づいた。しばらく会話をしていると急に、B氏の髪を掴み顔を殴り始めた。
暴行を続けていたA氏はB氏を強制的に車に乗せようとし、B氏は必死に抵抗した。するとまた暴行を加えた。B氏は通り過ぎる車両に「助けて」と声を上げ、車の運転者が下りて暴行を止めようとした。
A氏の暴行場面は、路地に設置された防犯カメラに込められ、これを目撃した統合管制要員がすぐに警察に通報した。現場に出動した警察は、A氏を現行犯で逮捕した。
警察の捜査によると、A氏とB氏は一時期恋人関係であったが、A氏は別れる前にB氏に貸した数百万ウォン(数十万円)を受け取るために犯行を行ったと明らかになった。
このような地域別防犯カメラ統合管制センターでは、知能型管制システムを利用し、事件現場周辺の防犯カメラを推測、観察しながら警察と緊密に共助し、犯罪予防と犯人検挙に大きな貢献をしている。
知能型管制システムは防犯カメラに撮られた人、車両などの動きを人工知能(AI)が自動で分析し、危険状況を感知し関連映像を管制要員に優先表示する最先端の映像管制サービスだ。市民が緊急な状況の場合、警察署と消防署に即時出動できるよう、市民の安全を確保する。
5月3日には、京畿道パジュ(坡州)市で血中アルコール濃度0.149%の泥酔状態で車を運転していた40代が、防犯カメラ統合管制センターの通報で警察に捕まり、先月22日にはテジョン(大田)工具商店街近くで鉄パイプを盗んだ男性が統合管制センターに摘発され、逮捕された。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 71