国会国土交通委員会所属のソン・ソクジュン(宋錫俊)「国民の力」議員は7日、元慰安婦らの奉安施設と遺骨を保護する内容の「日帝の日本軍慰安婦被害者に対する保護・支援および記念事業などに関する法律改正案」を代表発議した。
最近、ハンガン(漢江)上水源保護地域にあるキョンギド(京畿道)クァンジュ(広州)市ナムヌの家に元慰安婦女性を追慕するために造成された追慕公園がある。そこに、死去した女性9人の遺骨を奉安したという理由で「商売などに関する法律」違反となり、移転命令と過怠金を賦課する事態が発生したことに伴う措置だ。
現行「商売などに関する法律」によると、漢江上水源保護地域には水質保護を理由に墳墓、火葬施設、自然埋葬地および奉安施設を設置することはできず、これを違反した場合、過怠金、罰金、奉安施設移転の命令などが下される。
宋議員が発議した改正案は元慰安婦女性らを追慕するために設立した奉安施設の場合は、「商売などに関する法律」の奉安施設設置制限地域規定の例外とする。また、奉安施設の規模、基準、手続き、管理などに必要な事項は大統領令によって定め、設置および維持・管理のために必要な費用も大統領令によって決定。国家が費用を負担できるとする内容だ。
宋議員は「日帝によって強制的に動員されて慰安婦としての生活を強要された被害者を保護・支援し、名誉回復と真相究明のための記念事業を遂行するのは国家の責務」とし、「一日も早く法案が通過し、奉安施設が掘り返されることを防いで、国民の正しい歴史観確立と人権増進に寄与するのはもちろん、元慰安婦らの平和な永眠が守られることを期待する」と述べた。
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