新型コロナウイルス検査のため、距離を取って並ぶ人々(資料写真)=(聯合ニュース)
新型コロナウイルス検査のため、距離を取って並ぶ人々(資料写真)=(聯合ニュース)
◇新規コロナ感染者2日連続500人台 全国で感染拡大続く 中央防疫対策本部は7日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から525人増え、累計12万6044人になったと発表した。市中感染が509人、海外からの入国者の感染が16人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(574人)より49人少なく、2日連続で500人台にとどまった。ただ、これには「こどもの日」で祝日だった5日に検査件数が減少した影響もあるとみられ、感染拡大の勢いが弱まったとは見なせない。全国でクラスター(感染者集団)発生が相次ぎ、流行の「第4波」が続いている。◇宅配労組が部分スト実施へ 時期は委員長に一任  全国宅配労働組合は記者会見を開き、組合員による投票でゼネストの決行が可決され、生鮮食品を中心に配送を拒否する部分ストを行うと発表した。決行時期は委員長が判断して決めるという。今回のストの計画は、先月ソウル市内のマンションが宅配車両の地上敷地内への進入を禁じ、宅配員と対立したことがきっかけとなった。◇ソウルなど全国各地に黄砂危機警報 9日まで影響 環境部はソウル市など全国10の広域自治体(市・道)に黄砂危機警報の「関心」段階を発令したと発表した。発令対象はソウル市と京畿道、仁川市、江原道、大田市、世宗市、忠清北道、忠清南道、光州市、全羅北道。黄砂は9日まで韓国全土に影響を及ぼすと予想される。◇故サムスン会長のコレクション 国立現代美術館に1488点寄贈 昨年10月に死去したサムスン電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長の遺族が国立現代美術館に寄贈した美術品は1488点(1226件)に上り、著名画家の劉永国(ユ・ヨングク)と李仲燮(イ・ジュンソプ)の作品が最も多いことが分かった。同美術館は8月からソウル館で「李健熙コレクション」の展覧会を開催し、7月に開幕する徳寿宮館の展覧会でも一部作品を公開する予定だ。◇アストラ製ワクチン接種で呼吸困難 警察官が退院 新型コロナワクチンの接種を受けた後、呼吸困難に陥って入院していた50代の警察官が6日、症状が回復したため退院した。この警察官は、英アストラゼネカ製ワクチンの1回目の接種を受けた後、1日未明に自宅で呼吸困難を訴えて搬送され、病院で治療を受けていた。警察関係者は、「ワクチン接種との因果関係については疾病管理庁で調査すると承知している」と説明した。◇「幸福度」 コロナ第2波ピークだった昨年8月に最低 コロナ禍が日常を一変させた昨年、韓国人が幸福を感じる度合いはその前の2年間の同時期をおおむね下回り、新型コロナの流行「第2波」に見舞われた昨年8月末に最も大きく落ち込んだことが分かった。ソウル大幸福研究センターがこのほど、2020年の1年間にわたり国内の10歳以上の約143万9000人を対象に実施した調査の結果を2021年版「幸福地図」としてまとめた。これによると、第1波が落ち着いた時期に総選挙も実施され、海外メディアが韓国の成果を「K防疫」として評価したが、このような期待と楽観が第2波の拡大とともに失望に変わり、幸福度が低下したと分析した。
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