5日(現地時間)、香港サウスチャイナ・モーニングポスト(SCMP)によると、先月27日午前6時30分頃、香港チンピンショッピングセンター内にあるスポーツジムで運動をしていたションスイ(41)が意識を失ったまま発見された。
当時ションスイはスミスマシンバーベルの下敷きになった状態だった。数分後、スポーツジムの関係者によって近くの病院に移送され治療を受けたが、状態は好転しなかった。結局ションスイは5日後の2日午後12時41分頃に死亡した。
警察の調査によると、ションスイは事故当時スミスマシンで胸の運動をしていた。いつもより重量を増やして運動をしていた途中で体の力が抜け、バーベルが胸に落ちたことが確認された。
ションスイは抜け出そうとバーベルを持ち上げようとしたがバーベルの重さのせいで持ち上げることができなかったと伝えられた。
ションスイは1人で運動をしており、当時周辺には誰もおらず助けを求めることもできなかった。
フィットネスセンタートレーナーのウォンロクホンは「ションスイが装備利用方法を正しく理解していなかったと思われる」とし「時々運動時間を短縮するためにロックを操作せず、運動している途中で事故が発生する場合がある」と述べた。続いて「安全のために十分なエネルギーがあるとき運動するのが良い」とし「体が疲れているときには運動を翌日にするのがいい」と付け加えた。
無理に運動をして死亡した事例は、今回が初めてではない。2017年にもマレーシアで20歳の大学生がバーベルの下敷きになって死亡する事故が発生した。
当時108kgバーベルを持ち上げようとしていた彼の手が滑り、バーベルが首に落ちた。彼は友人と一緒に運動をしていたが、友人が喫煙のためにしばらく席を外した間に事故は発生した。彼は病院に運ばれたが、最終的に死亡した。
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