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11日午後、ソウル市ソチョ(瑞草)区盤浦漢江公園ではソンさんの友人Aさんの携帯電話を捜すための捜索作業が行われていた。この日は、ソウル警察庁漢江警察隊所属のダイバー2人も川の中に入り、捜索作業を行った。
Aさんの携帯電話を探す作業は数日間続いているが成果はなく、消息を聞いて民間ダイバーは志願して水中捜索に乗り出した。民間捜索チーム‘アトム’のキム・チョルジュUTR深海潜水チーム本部長は、前日に続きこの日も午後1時ごろに水上タクシー乗り場近くで水中捜索を始めた。
午後2時50分ごろには、KLスポーツのダイバー、カン・テヒョンさんとイム・ジュンヒョンさんが捜索を始めた。彼らは、陸地から水上タクシー乗り場まで、両端の区域にラインを作った後、それぞれ両端でラインをつかみ、触覚と視野を利用して物体捜索に乗り出した。
しかしこの日、水中で見つかった携帯電話は1台もなかった。キム本部長は午後4時30分ごろに捜索を終えた後、取材陣に「自転車、缶などのゴミ類はたくさん出たが、携帯電話は見つからなかった」とし「昨日から捜索した(水上タクシー近くから上流方向)区域には携帯電話がないと100%確信する」と述べた。
キム本部長は「捜索していない潜水橋下流付近にベテランダイバーを動員し、週末にも捜索を続けていく」と付け加えた。
携帯電話の捜索のためにカンウォンド(江原道)から来たというKLスポーツのカンさんも「ニュースを見て(ソン・ジョンミンさんとは)年の差も2歳しか違わなく(志願して来た)」とし「来週も時間に合わせてチームを構成し、(携帯電話を)探してみるつもり」と話した。
先月30日に行方不明になった場所の近くでソンさんの遺体を発見した民間救助士のチャ・ジョンウクさん(54)は、この日午後2時ごろ、水上タクシー乗り場の近くから直接川の中に入り、当時起きたと見られるような状況を再演した。
チャさんは長靴などを備え、川辺から10~15メートルほど水の中へと歩いていった。5メートルほど歩いた時には水は膝のあたりまでしかなかったが、さらに歩くとチャさんは肩まで水に浸かった。
その後、再び陸地から10歩ほど歩いたところで水中に横たわり、川の流れに流されないかを試演した。自身が流されなかった理由について「水深が浅くてお尻が地面につく程度」とし「(ここでは)流されない」と述べた。
一方、警察はソンさんの死亡前最後の動線追跡に捜査を集中している。警察は、目撃者の供述の他にも状況を再構成する価値のある情報提供を受けているという。警察は8日、目撃者のうち3人を漢江公園に呼んで現場調査を行ったという。
ソンさんの正確な死因は、国立科学捜査研究院の精密解剖結果が出た後に明らかになる見通しだ。結果は早ければ今月中旬頃に発表されると思われる。
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