尹元総長はこの日、某メディアの電話取材に対し「(5・18は)自由民主主義憲法精神が韓国国民の心の中に込められていることを証明するものだ」と語ったという。
続いて「5・18は韓国の自由民主主義が実現する契機になった事件」とし「独裁と全体主義に対する強い拒否と抵抗を意味する」と述べた。
さらに「(当時)チョン・ドゥファン(全斗煥)政権が発足したが、5・18をきっかけに国民を恐れるようになり、結局6月抗争につながり、今の憲法と自由民主主義体制を作り上げた原動力になった」と付け加えた。
一方、今年3月に検察総長職を辞めた尹元総長は、数か月にわたってひそかに外交・安保をはじめ、労働や福祉など、様々な分野で勉強にまい進していることがわかった。4月7日のソウル市長補欠選挙の事前投票が行われた先月2日には、父親と一緒に投票所に姿を見せたが、大統領選挙に関しては何もメッセージを出さなかった。
一部では、国民の力(野党第一党)の新しい指導部が構成される6月中旬以降にようやく政界へと本格的に足を踏み入れるのではないかという見方もされている。
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