サムスンバイオロジックスは、ワクチンの技術移転にただちに着手し、今年の7~9月期から数億回分のワクチンに対する無菌充填(じゅうてん)、ラベリング、包装などを本格的に開始する予定だ。
サムスンバイオロジックスのジョン・リム代表は「モデルナワクチンは新型コロナウイルスと戦っている全世界の人々に最も重要なワクチン」とし、「重要なワクチンの完成工程に対するパートナーとして、サムスンバイオロジックスを選択してくださったことに感謝する」と述べた。さらに「ワクチンの緊急需要に対応し、今年の下半期から商業用の調達ができるように生産日程を立てた」と付け加えた。
モデルナ社の最高技術運営・品質責任者(CTO&QO)は、「サムスンバイオロジックスと生産パートナーシップが締結できてうれしい」とし、「今回の契約が、米国以外の地域で当社の生産能力を拡大していくのに、役立つものと期待している」と述べた。また「当社と製造パートナーが新型コロナウイルスのパンデミックを終わらせるために、引き続き努力する」と付け加えた。
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