韓国元首相のファン・ギョアン氏、東京五輪ホームページの竹島表記に対する韓国政府の対応を強く批判「日本の誤った行動を国際的に世論化するべき」(画像提供:wowkorea)
韓国元首相のファン・ギョアン氏、東京五輪ホームページの竹島表記に対する韓国政府の対応を強く批判「日本の誤った行動を国際的に世論化するべき」(画像提供:wowkorea)
韓国の元首相で未来統合党(国民の力の前身)の元代表ファン・ギョアン(黄教安)氏が、東京五輪ホームページの竹島表記について「日本の誤った行動を国際的に世論化するべきだ」と主張した。

 ファン元代表は26日、自身のSNSに「日本の独島挑発に強く対処せよ」というタイトルの文章を掲載。

 ファン元代表は「日本が東京オリンピックのホームページに独島を日本の領土であるように表示した。黙過できない挑発だが、韓国政府はあまりにも形式的な対応ばかりしており、国民の怒りがこみ上げている」と指摘した。

 先日、外交部(日本の外務省にあたる)と大韓体育会は該当事項を認知した後、すぐに日本政府に訂正を要求。しかし日本側は「韓国政府と大韓体育会の主張を受け入れることはできない」という立場を明らかにした。

 ファン元代表によると、在韓日本大使館の高位関係者もこの問題に関して「竹島問題に対する日本政府の立場は明らかだ。“受け入れ不可”というこれまでの立場に変わりない」と明らかにしたという。

 政府の対応についてファン元代表は「これは日本の挑発を固着化し、結果的に国際社会で我々の主張と名分を卑小させる」と批判した。

 また「世の中にどの国が、自分たちの領土を挑発する国の国際行事に何もなかったように参加するか。アメリカは日本と格別なパートナーであるにもかかわらず、公式的に自国民の日本訪問禁止を勧告している。国民と国土を守るのが政府の義務だからだ」と指摘。

 さらに「これからは日本政府に我々の確固たる意志を見せてやらなければならない。政治が排除されるべきスポーツイベントであるオリンピックに自国の政治的主張を一方的に浮き彫りにする日本の誤った行動を国際的に世論化するべきだ」と強調した。
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