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これまでの放送でも、たびたびそんな姿がキャッチされてきたが、特にこの日放送された第9話では、仲睦まじい触れ合いを見せていたのが「iKON」と「SF9」。この2組は「KINGDOM」に出演するまでは、それぞれのグループで末っ子のCHAN(チャヌ)とチャニが子役時代からの縁で仲が良いという以外、それほど交流はなかったようだが、第1ラウンドのチーム戦で「THE BOYZ」を加えた「イッツワン」チームとしてコラボユニットをしてから、さらに仲が深まったようだ。
例えば、本番ステージの曲フリで、MCを務めるチャンミン(東方神起)の「伝説になれ!(グループ名)」という決めゼリフがあるが、第2ラウンド5組目に「SF9」が登場したときのこと。チャンミンが「伝説になれ」と言った後、楽屋にいた「iKON」が待ってましたとばかりに、「SF9!」と叫んだのだ。しかも、自分たちの出番であるかのように、気合の入った絶叫レベルの声で。
さらに、それだけに終わらず、JU-NE(ジュネ)が「行って応援しよう!」と自分たちの楽屋を出ていく「iKON」メンバーたち。DK(ドンヒョク)がスタッフのフリをして、本番ステージを前に、円陣を組んでいた「SF9」の楽屋のドアをノックし、「SF9」のメンバーたちが出てくると、「わっ‼」と驚かせながら、熱烈な出迎えをしたのだ。こういうドッキリを仕掛ける遊び心があるのが「iKON」らしいが。
「SF9」の楽屋前は、「SF9」メンバーたちと「iKON」メンバーたちが入り乱れ、ハイタッチをしながらテンション爆上がり状態。その中で、「イッツワン」ボーカルユニットのメンバーだったJAY(ジナン)とインソンが手を取り合い、ダンスユニットのメンバーだったDKとユテヤンがハグをするなど、「iKON」が「SF9」に強力なパワーを送り、ステージへと送り出す姿は胸アツポイントだった。
本番のステージに向かう「SF9」は「iKONサランヘ(愛してる)」と叫び、ボーカルユニットのメンバーだったジェユンが「iKON!僕の魂の相棒」というと、チャニも「僕はiKONIC(iKONのファンの呼称)だよ」と「iKON」愛をアピールし合う場面も。
そして、「SF9」の本番ステージが始まると、「iKON」は楽屋でモニタリング。特に、BOBBYは同じラップユニットのメンバーだったフィヨンのシーンに反応し、フィヨンがソロパートなのに、照明で顔がよく見えないと、「フィヨンは顔を見せなきゃいけないのに」と残念がったかと思えば、エンディングの雨に打たれるシーンでは「ファヨンがイケメンなの見てよ。あんな顔で、体も良かったら、あれぐらいのことしなきゃね」とイケメンの弟分を自慢するかのように嬉しそうに話していた。
ちなみに、フィヨンに対しては、現在ドラマ「イミテーション」(KBS第2)で共演している「ATEEZ」ジョンホもスマホの画面に、フィヨンの本名を出して応援していたのもカメラにとらえられていた。
ともかく、「イッツワン」ユニットメンバーたちは第1ラウンドでは完敗だっただけに、第2ラウンドはグループ戦に戻ったが、痛みを共にしたことでより絆が生まれたのかもしれない。「THE BOYZ」が本番ステージに向かうときも、「イッツワン」のボーカルユニットメンバーだったサンヨンとニューに対し、ジェユンが「サンヨン、ニュー、ファイト!」とエールを送り、ダンスユニットメンバーだったジュヨンには、DKが「ジュヨンどうか」と祈るように声援を送る姿も。
だからこそ、「イッツワン」チームの「SF9」が第2ラウンドの中間結果で1位を獲得すると、「iKON」と「THE BOYZ」が自分たちのことのように喜び、その様子がカメラにとらえられていたのが印象的だった。
今回は特に、「iKON」と「SF9」の戦友のような友情にスポットが当てられていたが、この番組を通して、6組が新たな縁を築いており、今後どのような関係性が形成されていくのかを注目するのも面白そうだ。
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