「地図の竹島表記は明らかに五輪憲章に反する」=日本に角を立てた韓国元国務総理(画像提供:wowkorea)
「地図の竹島表記は明らかに五輪憲章に反する」=日本に角を立てた韓国元国務総理(画像提供:wowkorea)
韓国のチョン・セギュン(丁世均)元国務総理は31日、日本が東京五輪の地図に竹島(韓国名:独島)を日本の領土のように表記したことと関連し、「韓国政府の強力な削除要求にも関わらず、拒否の立場を堅持している日本政府の有り様は、スポーツの政治化を禁止している五輪憲章に正面から反する」と一喝した。

丁世均元国務総理はこの日、サイバー外交使節団「バンク」を訪問して、東京五輪と関連した懸案を討議する過程で「IOCの二重的かつ偏った態度に対しても明確に指摘して修正を貫徹しなければならない」とこのように明らかにした。

丁世均元国務総理は「バンク」の関係者を激励し、「過去20年間、多くの方面で大きな役割を担ってきたバンクの労苦に感謝する」と言及した。それとともに、東京五輪と関連して「民・官・政界まで力を合わせて正す努力が必要だ」と強調した。

これに対して、「バンク」のパク・ギテ団長は「(バンクに)これまで政府機関と政治家が訪問したことはほとんどなかったが、直接来てもらって意見を聴取してくれた丁世均元国務総理に感謝する」とし「日本政府の目に見えない活動に対して、政府レベルで粘り強く対応できる機関が必要だ」と述べた。

丁世均元国務総理は、日本政府の竹島表記と関連して前日、フェイスブックに「政治的中立は五輪の最も重要な原則」とし「日本が五輪の地図に独島を表記したのは韓国に対する日本の明らかな政治的挑発だ。IOCは平和で安定的な人類の祭典を企画し、管理・監督する義務と責任がある」と批判していた。
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