日本の産経新聞などによると、茂木外相は同日、自民党の有村治子議員が決算委員会で「慰安婦問題で日本がひたすら防戦一方だが、日本政府が事実に基づく反論を毅然としてほしい」と言うと、「慰安婦問題を含めた歴史問題について、正確な事実関係と(日本)政府の考えを様々な形で国際社会に説明している」と答えた。
続けて「韓国によって(問題解決の)“ゴールポスト”が常に動かされる」とし「今後も政府の考え方やこれまでの取り組みについて、国際社会で正当な評価を得られるよう引き続きしっかりと取り組んでいく」と強調した。
これを前に有村議員は同日、決算委員会の質疑で「韓国政府は『世界で類を見ない戦時の女性の人権蹂躙』などという新たなレッテルをはることで、日本を不当におとしめて孤立させて、事実に基づかない歴史認識を国際社会に喧伝している」とし「このような文在寅政権の主張は、歴史的公正性の観点からも到底受け入れることはできない」と指摘した。
特に慰安婦が故郷を離れた軍人の性欲を統制して、性病の蔓延を防ぐための制度だったとし、韓国戦争(朝鮮戦争)当時の「慰安隊」とも同じだというごり押し主張を展開したと日本のメディアは伝えた。
それだけでなく、「戦場や駐屯地で軍人の性の問題は東西古今、各国の各部隊が頭を悩ませてきた課題だった」とし、「古くは紀元前から、ナポレオン戦争においても、第一・二次世界大戦においても、日露戦争においても、すべてにいかに性病を減らすかという記録が残っている」と有村議員は述べた。
有村議員の言葉に共感を示し、「ゴールポストが動かされる」という表現を使った茂木外相の同日の発言は、韓国政府の慰安婦の合意に対する対応を非難してきた日本政府と一致するものとみられる。
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