「ヤンセン」ワクチン輸送機、アメリカに向け出発=韓国(画像提供:wowkorea)
「ヤンセン」ワクチン輸送機、アメリカに向け出発=韓国(画像提供:wowkorea)
米国から韓国に提供する「ヤンセン」新型コロナウイルスワクチン100万回分を輸送する、軍輸送機が2日、米国に向けて出発した。

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韓国国防部(防衛省に相当)によると、この日午後7時頃、空軍の多目的空中給油輸送機「KC-330」が、ヤンセンワクチン100万回分の輸送のため、キメ(金海)基地から出発した。KC-330は、米国現地でワクチンを移し載せる作業などが行われ、完了次第出発し、5日深夜に、キョンギド(京畿道)ソンナム(城南)ソウル空港を通じて、韓国に到着する予定だ。

ワクチンを海外から輸送するために軍用機が投入されるのは今回が初めてだ。ワクチン輸送が、最適温度の維持など、安全な輸送が重要であるという点で、KC-330が軍の様々な任務遂行能力の向上に貢献するきっかけになるものと思われる。

白鳥座を意味する「シグナス」(Cygnus)という名前がついたKC-330は、エアバスの民間旅客機A330-200を基盤に製作されたA330 MRTT(Multi Role Tanker Transport)の韓国型航空機だ。

空軍の戦闘機給油はもちろん、国外での災害・災難事故時の国民の輸送、国外派兵部隊貨物・兵員輸送、国際平和維持活動支援などの任務を遂行するために導入された。 2019年1号機の実戦配備を開始し、現在4台運用している。

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