文大統領は上司に性的暴行を受けた空軍副士官A中士(軍曹)が自殺した事件と関連してこのように指示したと、青瓦台(大統領府)のパク・ギョンミ報道官が3日、書面ブリーフィングを通じて明らかにした。
文大統領は「絶望した被害者を思うと胸が痛む」とし、「被害通報後の部隊内処理、上級者や同僚たちの2次加害、被害訴えの黙殺、死亡後の措置不十分などに対して、厳重な捜査と措置を取らなければならない」と強調した。
文大統領は特に「この問題を単に被害者と加害者の関係だけで見るのではなく、最高上級者まで報告と措置過程を含めた指揮ラインの問題もチェックし、厳重に処理するように」と述べた。
これを受けて、今回の事件の調査がどこまで行われるかにも関心が集まっている。青瓦台の主要関係者は、調査範囲に国防部長官まで含まれるかどうかについて「指揮ラインだとすればすべて排除しないと思う」とし、「どこまで含まれるという範囲よりは、上級指揮官も排除しないということ」と説明した。
■自殺を防止するために厚生労働省のホームページで紹介している主な悩み相談窓口
●こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
●よりそいホットライン:0120-279-338、岩手県・宮城県・福島県から:0120-279-226
●いのちの電話:0570-783-556
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