「善処望むならコメントを消せ」漢江事件の友人、虚偽コメントと全面対決=韓国(画像提供:wowkorea)
「善処望むならコメントを消せ」漢江事件の友人、虚偽コメントと全面対決=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国ソウルの漢江で死亡した状態で発見された大学生と一緒にお酒を飲んでいた友人A氏が、虚偽のコメントをアップした数万人を訴えると明らかにした。

A氏の弁護を担当している法務法人ワンアンドパートナーズは4日、「自己採証と自発的な情報提供を介して集めた数万件の資料を基に、違法行為に対して原則的に対応することにした」と明らかにした。

続いて「来週の月曜日からソウル瑞草警察署に告訴状を提出する予定」とし「善処を望むならば記事やコメントを削除した後、削除前後の写真と一緒に善処を希望する旨と連絡先をメールで送るように」と述べた。

法務法人のジョン・ビョンウォン弁護士は、以前からA氏についての虚偽事実や攻撃的なコメントに法的対応すると予告してきた。

今回の事件は、死亡した大学生の父親がSNSなどを通じてA氏への強い疑いを含む発言を何度も繰り返し、警察が事故死だと推定されるという発表をしたにもかかわらず、これを信じることができないという世論が形成されている状態だ。

根拠のない虚偽事実に基づいてA氏の犯罪の可能性を疑う各種記事、資料などがあふれ、警察も偽ニュースの取り締まりを強く警告している状態だ。

A氏側はこうしたコメントの投稿などがA氏に対する度を超えた名誉毀損だとして、強硬対応方針を明らかにした。

チョン弁護士は「到底許せないことが起こっている。コメントを見れば驚愕するしかない」とし、現在の世論が納得できない水準であることを強調した。

実際に警察がさまざまな証拠に基づいて死亡大学生が飲酒後、漢江に落ちて溺死した可能性が高いという結論を下し、多数の専門家たちも犯罪を疑う余地がないという意見を出しているが、捜査の結果を疑う声はおさまらない。

事件に関する組織まで作られ、事故現場でデモが行われるなど、一般事件としては異例なほどの事件の真相究明を要求する世論が沸騰している状況である。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 88