香港メディアサウスチャイナモーニングポストは、台湾の半導体メーカー職員がコロナに感染し、日照り、不規則な電力供給などで苦しんでいるとし、103億ドル規模の台湾の半導体産業の生産性が低下する可能性があると報じた。
台湾の南亜技術の職員がコロナに感染し、一部の職員が自主隔離をしている。
ブルームバーグ通信は「台湾の半導体検査工場職員の集団感染が半導体不足の事態を悪化させる可能性がある」とし、今回の件が少数のメーカーに依存しているグローバル半導体供給網を露呈したと報じた。
また、台湾の半導体メーカーは日照りと猛暑に苦しんでいる。半導体を製造する過程で冷却水が必要だが、水の供給量が減少し一部の企業は水の再利用までしている。
また、猛暑の中で電気消費量が急増し、停電が続出しているため、半導体企業にも影響が出ている。先月には台湾の石炭火力発電所に深刻な技術障害が発生した。
メーカーと台湾政府は半導体生産を最優先にするが、短期間に予期せぬ停電などで損失が発生する可能性があると見ている。
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