ベトナム、新型コロナにより東南アジア競技大会の開催延期を提案で「日本とは違う」と韓国報じる

ことし、「東南アジア競技大会」の開催国であるベトナムが、新型コロナウイルス感染拡大を考慮して開催を延期する見込みだ。

　現地時間の8日、ベトナムのメディア「ベトナムプラス」によると、ベトナム文化スポーツ観光部傘下のスポーツ委員会は、11月に首都ハノイで予定されている「第31回東南アジア競技大会」開催を延期しようと提案したという。

　開催の延期を提案した理由は、新型コロナウイルスの感染が収まらない中でこれを強行すれば事態がさらに悪化する可能性があるからだ。

　ベトナムは昨年、コロナ禍をうまく統制したと評価されていたが、最近は市中感染も多く、緊張を緩められない状況だ。

　大会参加国も開催延期の提案に同意したと現地メディアは伝えている。ただ、具体的な日程は出てこなかった。

　一方、このような様子は日本と「対照的だ」と韓国メディアが報道。日本は新型コロナウイルス感染拡大の恐怖と国民の反対にもかかわらず、東京オリンピックの開催を強行しようとしていると韓国メディアは伝えた。