W杯アジア地区2次予選スリランカ戦控えた韓国代表、新型コロナ感染防止マニュアルに従いトレーニング地から故ユ・サンチョルさんを追悼＝試合は「6分間、応援なし」

パウロ・ベント監督率いるサッカー韓国代表は8日のトレーニングに先立ち、故ユ・サンチョルさんに黙とうを捧げた。

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　現在トレーニング中の韓国代表は、新型コロナウイルス感染防止マニュアルに従い、トレーニング地を離れることができない。そのため、代表選手や関係者らは、ユ・サンチョルさんのもとに駆けつけることができなかった。

　サッカー韓国代表は9日午後8時、高陽総合運動場でスリランカ代表とカタールW杯アジア地区2次予選グループHの5戦目に臨む。

　大韓サッカー協会はこの試合に先駆け、ユ・サンチョルさんの映像を電光掲示板で上映し、黙とうを捧げると明かした。

　また、代表チームの選手らは黒色のアームバンドを、スタッフは黒色のリボンを付けて追悼する。

　加えて協会は、応援団の「赤い悪魔」と協議し、ユ・サンチョルさん背番号「6」を追悼する意味でキックオフから前半6分まで、応援をしないことに決定。菊の花66輪が付けられた横断幕もスタジアムに飾られる。

　一方、代表チームのエース＝ソン・フンミン（28/トッテナム）はInstagramに協会の追悼メッセージを共有し、哀悼の意を表した。