野党代表選挙で落選した羅卿瑗元院内代表、政治的打撃は避けられず…再起の可能性は?=韓国(画像提供:wowkorea)
野党代表選挙で落選した羅卿瑗元院内代表、政治的打撃は避けられず…再起の可能性は?=韓国(画像提供:wowkorea)
ナ・ギョンウォン(羅卿瑗)元自由韓国党(国民の力の前身)院内代表が、国民の力(野党第一党)の党代表選挙で2位となり落選し、今後の政治活動にブレーキがかかった。昨年の総選挙後に続いた選挙でまたもや苦杯を喫したためだ。

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羅元院内代表は、11日に発表された党内選挙の結果、党員が参加した選挙人団投票(40.9%)と一般国民世論調査(28.27%)を合わせて計37.1%の得票率となり、イ・ジュンソク(李俊錫)党代表(43.8%)に押されて2位となった。選挙人団投票では37.4%を得て李代表を上回ったものの、世論調査で58.76%を獲得した李代表に大きくリードされ、当選に失敗した。

羅元院内代表はこの日、ソウル市ヨイド(汝矣島)の党本部で選挙結果を聞き、真っ先に笑顔で李代表にお祝いのあいさつをした。その後、自身のSNSを通じて「変わることなく強い支持で声援してくださった党員同志の皆さん、国民の皆さんに心から感謝する」とし「今後はどんな役割であれ、国民の力の勝利と政権交代、大韓民国を真っすぐ立て直すことに少しでも力を貸す」と敗北を認めた。

羅元院内代表は保守陣営における屈指の‘大物’政治家という点で、今回の敗北は身にこたえたかもしれない。

これに先立ち羅元院内代表は、昨年の4・15総選挙でソウル・トンジャクウル(銅雀乙)選挙に出馬して、イ・スジン(李秀眞)共に民主党議員に敗れた。また、今年の4・7ソウル市長補欠選挙では、党内予備選挙でオ・セフン(呉世勲)ソウル市長に敗れ、政治的復活が挫折した。

挽回の機会として出馬した今回の党代表選挙でも当初は有力候補と見られていたが、‘世代交代’の追い風とする李代表に押されてしまった。主要な選挙で連続して敗北したため、今後の政治活動に打撃を受けることになったという見方も出ている。さらに20代国会当時の‘ファーストトラック’衝突事件に対する裁判も進行している。

もちろん、まだ再起の機会は残っている。羅元院内代表に対する党員たちの支持は依然としてあることが証明された。また、李代表が「党員が最も愛し、信頼する指導者の中の1人だ。その方の格に合う重大な仕事をお願いする意向がある」とし、羅元院内代表を推すことで、羅元院内代表が大統領選の政局で重要な役割を与えられる可能性が提起されている。

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