14日、日本経済新聞によると、菅首相は13日(日本時間14日未明)、英コーンウォールで開かれた同行記者団との懇談で、日米韓首脳会談の開催について韓国を念頭に置き「国と国との約束が守られない状況でその環境にはない」と述べ、「元徴用工や元慰安婦の問題が解決されていない」と指摘した。
菅首相は両問題について「韓国側の動きで日韓問題が厳しくなっている。韓国が方向性を示すべきだ」と強調。日韓首脳会談の開催に関しても「ムン・ジェイン(文在寅)大統領が指導力を発揮し、問題をしっかりと整理したほしい」と伝えた。
一方、文大統領と菅首相は12日、主要7ヶ国首脳会議(G7サミット)の会場であいさつを交わした。菅首相は「あいさつに来られたので、わたしも失礼のないようにあいさつした」と述べた。
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