韓国・慶尚北道の教育庁、今月25日から東京五輪開催前日の来月22日まで「独島教育オリンピック」開催

韓国・キョンサンプクト（慶尚北道）の慶北教育庁は、今月25日から来月22日まで「2021独島教育オリンピック」を開催することを21日に明らかにした。

　ことし初めて開催されるこのイベントは、子どもたちに（韓国政府が主張する）歴史認識を植え付け、独島（日本名:竹島）に対する主権保護の意思を育む目的で企画された。

　「独島教育オリンピック」は、独島愛音楽会、オンライン独島クイズショー、独島愛クイズ大会、サイバー独島学校修了チャレンジ、独島守護決意大会など様々なイベントで構成されている。今月25日、慶北教育庁1階ロビーにて音楽会が開かれ、同日午後3時からオンライン独島クイズショーなどがおこなわれる。

　慶尚北道の小・中・高校生が参加するクイズショーは、オンラインで生配信される。慶北教育庁は参加した子どもたちの中から100人の当選者に賞品を渡す。また独島愛クイズ大会は、今月30日と来月7、14、21日に慶尚教育庁サイバー独島学校サイトのポップアップを通じて開催される。毎回、高得点の50人には抽選で商品券が支給される。

　それ以外にも、慶北教育庁は小・中・高校生と教職員、保護者を対象にサイバー独島学校初級および中級課程の終了証ショットのSNS掲載を督励する予定で、来月15日には独島のイサブ道で独島守護決意大会を開く。

　イム・ジョンシク慶北教育監は「独島に関して学生たちが参加できる機会を拡大していく」と明らかにした。