チョルラプクト(全羅北道)のナムウォン(南原)警察署によると6日、南原地域の中学校の男子生徒6人の携帯電話を押収し、デジタルフォレンジックを進めているという。
男子生徒は2019年から最近まで携帯電話のカメラを利用して、同級生の女子生徒数名の身体の一部を盗撮し、SNSで共有した疑いがもたれている。生徒たちの共有物の中には、酒に酔った女子生徒を対象に強制わいせつをする様子が収められた映像も含まれているという。
男子生徒は主に女子生徒のスカートの中を携帯電話の写真や映像で撮影し、SNSの団体トークルームを開設して被害女子生徒に対する外見などを評価して下ネタ話をやり取りするなどしたと伝えられている。
このような事実は、身体を撮影された女子生徒の相当数が被害に遭ったことを知らず、後から自分の写真がSNSに掲載されているという話を聞いた被害生徒側が警察に通報して水面上に浮かび上がった。
生徒たちの間では、男子生徒たちが犯行のために女子生徒を呼び出した後、酒を飲ませて酔わせたという話が出回っている。また被害者は、地域の5つの中学校の数十人になるという噂まで広がり、捜査などの結果によって加害者と被害者がさらに増える可能性が高いとみられる。
警察関係者は「被害事実関係や規模はデジタルフォレンジックの結果が出ないと分からない。警察のマニュアルに従って事件を全北警察庁に移して捜査する計画だ」と述べた。
教育当局も加害者だとされている生徒たちと、写真などで撮影されたという被害生徒たちを分離処置し、学校暴力対策審議委員会を開催して真相を調査する予定だという。
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