「猿真似」韓国サッカー選手キ・ソンヨンの弁護士、「健康問題で辞任…潔白が必ず明らかになることを願う」(画像提供:wowkorea)
「猿真似」韓国サッカー選手キ・ソンヨンの弁護士、「健康問題で辞任…潔白が必ず明らかになることを願う」(画像提供:wowkorea)
韓国プロサッカー選手キ・ソンヨン(奇誠庸、FCソウル)の弁護人業務を中断し、その背景に関心が集まっていた法務法人ソピョンのソン・サンヨプ弁護士が立場を発表し、辞任は「健康問題」だと主張した。

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 ソン弁護士は22日、自身の辞任をめぐって起こっている論議について説明。ソン弁護士は「最近、持病の糖尿病が悪化し、キ・ソンヨン選手側に辞任の意向を明かした。空腹時の血糖値が200を超えるほど健康が悪化し、キ・ソンヨン選手の代理を円滑に進めることが難しいという判断からこうした決定を下し、キ・ソンヨン選手側にもこうした状況を伝えた」とし「私は依然としてキ・ソンヨン選手の潔白を信じて疑わない」と述べた。

 ソン弁護士はまた「私が今回の報道資料を配布した理由は相手を代理する法務法人ヒョンのパク・ジフン弁護士の非良心的な言論プレーを指摘する必要性を感じたため」とし、相手側の反応のせいで、マスコミ対応をすることになったと主張した。

 ソン弁護士は相手のパク・ジフン弁護士が先に「ソン弁護士が自分とのインタビューで“申し訳ない”という趣旨の言葉を述べた」という内容が報じられたことに対し、不快感も示した。

 ソン弁護士は「訴訟過程ではお互い激しい攻防が交わされたが、辞任後までお互いに憤慨させる必要はないと考え、『もし残念なことがあったとすれば申し訳ないと思う』という趣旨で話した」とし、「前後の脈絡は切り捨てて、まるでキ・ソンヨン選手に大きな弱点でもできて弁護士が辞任したかのように、記事を読む読者が誤認と誤読の余地をめぐって巧妙なメディアプレーをした」と指摘した。

 また「パク・ジフン弁護士は告訴と訴訟制度を悪用し、相手側の弁護士はもちろん、本人に不利な記事を書いた記者や所属メディアを困惑させて訴訟の場をめちゃくちゃにしている」と批判し、相手側の対応を繰り返し問題視した。

 さらに「改めて最後まで助けられなかったキ・ソンヨン選手に申し訳ない気持ちを伝える。キ・ソンヨン選手の潔白が必ず明らかになることを願う」と伝えた。

 一方、キ選手は2011年のサッカー日韓戦でゴールを決めた後「猿真似」セレモニーで物議を醸した。差別表現として責任を問われると、スタンドの旭日旗を見ていたので仕返しをしたと説明した。しかし、調査の結果、当時の試合で旭日旗の応援はなかった。

 以降、韓国では旭日旗や旭日デザインに対して抗議をすることが流行るようになった。キ選手はこの時の事を武勇談のように話していた番組で出会った女優と結婚した。

 イギリスプレミアリーグ生活を終えて帰国し、韓国Kリーグで活動中であるが、小学校時代のサッカー部の男性後輩2人から性的暴行をしたとして暴露され、訴訟戦となっている。


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