李元代表はこの日、フェイスブックを通じて「大統領候補党内予備選挙の時期に対する党最高委員会議の決定を受け入れる」とし「選挙時期をめぐる党内論議で現われた我が党の議員と多くの党員たちの気持ちは、我が党の政権再創出のための貴重なエネルギーにしていきたい」と明らかにした。ただし、李洛淵キャンプのオ・ヨンフン(呉怜勲)報道官はこの日「李洛淵キャンプは党指導部の一方的な態度に対し、甚だしく遺憾を表する」とし「コロナの非対面に夏季休暇、オリンピック競技などにより、興行のない予備選挙を決めた指導部は、今後その責任により自由ではない」と批判した。
李元代表と共に党内選挙の延期を主張した丁元国務総理も指導部の決定を受け入れた。丁元国務総理はフェイスブックを通じ「集団免疫後、躍動的な国民参加が保障された予備選挙実施が最善だと思うが、指導部の決定を受け入れる」とし「政権再創出のために全力投球する」と明らかにした。
李元代表と丁元国務総理は予備選挙の日程議論について、‘党務委員会への緊急案件要請’はしない方針だ。党務委員会に緊急案件を要請しても、予備選挙の延期を遅らせることは事実上難しいという点を考慮したものと見られる。また、指導部の決定に反発して党務委員会を招集する場合、党の分裂を深めるという点を考慮したものと分析される。
一方、党内予備選挙延期に反対した李在明京畿道知事、秋美愛元法務部長官、朴用鎮議員は歓迎の意を明らかにした
李知事支持を宣言したパク・ホングン(朴洪根)議員はこの日「これ以上の党内の混乱を抑えながらも原則に基づいて国民との信頼を築こうとする最高委員会の決断を高く評価する」とし「これ以上の消耗的な論難は自制し、共にこれから進むためのエネルギーを集めなければならない時」と明らかにした。朴洪根議員は「今日の党指導部の決定は、決してどちらの勝利とか敗北とか評価されることではない」とし「各自がどのような立場であれ、政権再創出に向けた切実さは一様だった」と付け加えた。
秋元法相側の関係者も「予備選挙時期について党内の論難が終わり、今後、国民と党員の念願である民主政府4期樹立と政権再創出のため、善意の競争が繰り広げられることを期待する」と話した。朴用鎮議員は「もう決まったのだから、大統領選挙の勝利に向けて進みましょう」とし「選手はルールに従うべきだ。政治は大局的にやりましょう」と明らかにした。
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