2012年に販売された「ブルダック炒め麺」は、口こみで広がりマニア層を中心に人気を獲得した。2016年には動画投稿サイト「ユーチューブ(YouTube)」で始まった「ファイヤー・ヌードル・チャレンジ」を機に、世界的なヒット商品として定着した。2017年における累積販売量は10億個で、2019年には20億個、2021年には30億個を突破するなど、販売から9年が過ぎた現在でも人気を維持し着実な成長を続けている。
「ブルダック炒め麺」の成長は、海外市場で著しい。輸出額は2015年の10億ウォンから2020年には3000億ウォンを突破したほか、輸出対象国も85か国へと拡大した。
最大の輸出国は中国だ。「ブルダック炒め麺」は、「独身の日(光棍節)」セールをはじめとした中国最大のショッピングイベントで毎年、インスタントラーメンの販売ランキングにおいて上位に入っている。
「ブルダック炒め麺」の世界的な人気を受け三養食品は2017年、輸出額1億ドル(USD)、2018年には2億ドルを、それぞれ達成した。今年は3億ドルとなる見込みだ。
同社の関係者は「『ブルダック』ブランドは韓国の辛さの代名詞であり、年間5億個以上を販売するステディセラーとして確固たる地位を築いている」と話した。
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