図書の貸し出しも非対面で、韓国のソウル市教育庁がスマート図書館を設置(画像提供:wowkorea)
図書の貸し出しも非対面で、韓国のソウル市教育庁がスマート図書館を設置(画像提供:wowkorea)
ソウル市教育庁は、コロナ禍でもソウル市民が安全かつ便利に読書が楽しめるよう、スマート図書館を設置、運営すると発表した。

スマート図書館はポストコロナの新たな環境変化に積極的に対応し、非対面サービスによる日常生活での図書文化の拡大を目的としている。

スマート図書館は試験サービスとして2019年にはナムサン(南山)図書館に、2020年にはノウォン(蘆原)図書館と、トンチャク(銅雀)図書館、ヤンチョン(陽川)図書館、チョンノ(鍾路)図書館に、それぞれ設置された。今年7月には16か所に設置し、サービスを提供する計画だ。

今回、開館するスマート図書館のうち10館は出退勤などで公共交通を利用する市民の便宜を考慮し、テリム(大林)駅、コンドク(孔徳)駅、タンサン(堂山)駅といった地下鉄駅内に設置する予定だ。その他6館は近隣の公園や図書館内に設置し、地域住民の便宜をはかる。

スマート図書館は平日および週末に関係なく常時利用が可能だ。ソウル市教育庁図書館・生涯教育学習館の会員証があれば貸し出しが行える。会員でない場合でも同学習館のホームページで認証を受けた後、モバイル会員証の発行を受ければ図書が貸し出せるようになっている。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101