韓国サッカー五輪代表、選手18人を発表＝監督「兵役は考慮していない」

韓国サッカー五輪代表チームが18人の選手を決定し、発表した。

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　大韓サッカー協会は30日、ソウル市内で記者会見を開き、東京オリンピック最終エントリー18人を発表。ファン・ウィジョ（ボルドー）、クォン・チャンフン（水原）、キム・ミンジェ（北京国安）らがワイルドカードとして東京オリンピック男子サッカー韓国代表チームに合流する。

　最も関心を集めていたワイルドカード3人はファン・ウィジョ、クォン・チャンフン、キム・ミンジェが合流。し烈な競争を繰り広げた23歳以下のメンバーにはGKソン・ボムグン（全北）、アン・ジュンス（釜山）、DFチョン・テウク、キム・ジェウ（以上、大邱）、キム・ジンヤ（ソウル）、ソル・ヨンウ（蔚山）、イ・ユヒョン（全北）らが選ばれた。MFにはイ・ガンイン（バレンシア）を中心にキム・ドンヒョン（江原）、ウォン・ドゥジェ、イ・ドンギョン（以上、蔚山）、チョン・スンウォン（大邱）が抜てきされ、FWにはソン・ミンギュ（浦項）、イ・ドンジュン（蔚山）、オム・ウォンサン（光州）が選ばれた。

　五輪代表チームのキム・ハクボム監督は「兵役に関することは、選手選考において全く考慮していない」とし、「誰が競争力があり、誰が最高の動きを見せてくれるかに焦点を当てた」と説明。また「ファン・ウィジョは、本人の意志が非常に強かった」とし、「選手が積極的にチームを説得してくれたことで、選出が可能だった」と伝えた。

　代表チームは、来月13日（対戦チーム未定）と16日（フランスと対戦/ソウルワールドカップ競技場）で国内最後の強化試合をおこない、7月17日”決戦の地”日本に向けて出国する。