”故チャン・ジャヨンさん事件”、前所属事務所の代表が女優ユン・ジオを相手に訴訟提起「故人を利用した」(画像提供:wowkorea)
”故チャン・ジャヨンさん事件”、前所属事務所の代表が女優ユン・ジオを相手に訴訟提起「故人を利用した」(画像提供:wowkorea)
韓国女優の故チャン・ジャヨンさんの前所属事務所代表キム某氏が1日、ソウル中央地裁に女優ユン・ジオとTHカンパニーのキム某代表を相手取り、損害賠償請求訴訟を起こした。

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 故チャン・ジャヨンさんの前所属事務所代表キム某氏の法律代理人を務める法務法人ユハンの担当弁護士は2日、公式報道資料を通して立場を明かした。

 代理人側は「ユン・ジオは2008年、原告が代表取締役として在籍していたザ・コンテンツで2008年12月27日から2009年7月12日までの約7か月間、練習生として活動していた。短期の所属期間であり、かつ正式に芸能人として活動した事実がない点から確認できるように、原告と所属事務所であるザ・コンテンツ、故チャン・ジャヨンさんをはじめとするTHカンパニー所属俳優らをめぐる内容に関しては、知ることはできない」と説明。

 THカンパニーのキム某代表については「チャン・ジャヨンさんのマネジャーとして約4か月間、活動した。キム代表はザ・コンテンツに初めて出勤した2009年10月28日、故チャン・ジャヨンさんが『母の命日だったが、原告から呼ばれて酒の席に来た』と話したと陳述したが、チャン・ジャヨンさんの母親が死去した日は2005年11月23日。確認結果、10月28日はチャン・ジャヨンさんの母親の命日ではないことがわかった」とし、「捜査が進むにつれて陳述が変わっていき、横領や暴行、接待強要など”なかった事実”をつくり上げ、原告に対し陰湿な攻撃をした」と主張。

 また「ユン・ジオとキム氏は、自身らの利益のために故人を徹底的に利用した。原告はチャン・ジャヨンさんの死に原因を与えた当時者の1人として12年もの間、世間に認識されることになった」とし、「原告に刑事処罰を受けさせる目的で捜査機関にうその陳述をし、メディアに対して虚偽のインタビューをするなど、事実を歪曲(わいきょく)して名誉を棄損した。原告が受けた物的・精神的被害は回復することができないレベルだ」と訴えた。
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