保有株式1兆ウォン以上の韓国の企業リーダー、1位はサムスン電子のイ・ジェヨン副会長(画像提供:wowkorea)
保有株式1兆ウォン以上の韓国の企業リーダー、1位はサムスン電子のイ・ジェヨン副会長(画像提供:wowkorea)
韓国の50大企業グループのうち、1兆ウォン以上の株式を保有するリーダーが13人いることが明らかになった。評価額1位はサムスン電子のイ・ジェヨン(李在鎔)副会長で、非上場株式まで含めた場合、カカオのキム・ボムス(金範洙)議長が1位となる。

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企業分析企業の韓国CXO研究所が発表した、2021年4~6月期における韓国50大グループのリーダーによる保有株式の変動分析結果によると、1兆ウォン以上の株式を保有するリーダーは、今年初めに比べ2人増の13人だった。

50大グループのリーダー中、上場株式を保有しているのは38人だった。38人が保有する株の3月末時点における評価額は計48兆5361億ウォン。その後の6月末には60兆8057億ウォンへと25%以上増加した。

50大グループのリーダーが保有する株のうち、3月末および6月末時点における評価額の増加率がもっとも高かったのはトングク(東国)製鋼のチャン・セジュ(張世宙)会長だった。チャン会長の場合、3月末に1800億ウォンだった評価額が6月末には2900億ウォンへと62.6%増加した。

反面、クムホ(錦湖)石油化学のパク・チャング(朴賛求)会長は3月末の5400億ウォンから6月末には4400億ウォンへと900億ウォン(17.4%)以上減少した。

6月末時点における株式財産トップはサムスン電子のイ副会長だった。イ副会長が保有する株式は15兆5500億ウォンを超えている。カカオのキム議長は9兆6300億ウォン以上で2位。3~5位は、アモーレパシフィックのソ・ギョンベ(徐慶培)会長(4兆6400億ウォン)、現代自動車のチョン・ウィソン(鄭義宣)会長(4兆2100億ウォン)、SKのチェ・テウォン(崔泰源)会長(3兆6600億ウォン)となっている。

また故イ・ゴンヒ(李健煕)会長の持分の相続以降、サムスン一家の保有株式は過去2か月で約2600億ウォン減った。故イ会長の財産は4月末、15兆6100億ウォンだったが、6月末には600億ウォンほど減少している。

一方、非上場株式の保有まで範囲を広げれば、韓国の株式長者番付1位は異なってくる。カカオのキム議長が17兆3000億ウォンと、サムスン電子のイ副会長を抜きトップに立つ。キム議長は非上場会社のKキューブ・ホールディングスを通じカカオの持分を10%以上保有している。これまで合わせれば評価額だけでも17兆ウォン以上に達する。


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