韓国ネイバーの「ネイバーペイ」、1～6月期に決済金額が過去最大の17.7兆ウォンに

モバイルアプリケーション市場の分析サービス企業、ワイズアップは今年1～6月期、ネイバーによるモバイル決済サービス「ネイバーペイ」を使って決済されたショッピングやコンテンツの金額が約17兆7000億ウォンに達したとの推算を発表した。昨年同時期に比べ41%増加した金額となる。

「ネイバーペイ」による月間決済推定額は、3月に3兆ウォンの大台に乗り、その後6月には3兆1000億ウォンに達した。1～6月期および月間の決済金額は、ともに過去最大となる。

「ネイバーペイ」の利用者数は、6月の1か月間で1711万人に達した。利用者1人あたりの月平均決済額は18万1680ウォンとなる。

利用者を年代別でみると30代が最大だった。6月の全決済金額に占める年代別の割合は、20代が17.4%、30代が37.5%。40代が26.0%、50代以上が19.4%となる。

ワイズアップは20歳以上の個人消費者が「ネイバーペイ」を通じてクレジットカードやキャッシュカード、口座振り込み、スマートフォンの少額決済を利用し、コンテンツやショッピングなどの決済、金額チャージなどを行っていると推測している。