【ソウル聯合ニュース】韓国の呉世勲(
オ・セフン)ソウル市長は7日のオンライン会見で、深夜の人の移動を抑えて新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、バスは8日から、地下鉄は9日から、午後10時以降の運行本数を20%減らす計画だと発表した。 減便により特定時間帯の混雑が激しくなりかねないとの懸念に対し、呉氏は「午後10時以降の地下鉄の混雑度は現在70%水準で、一部増えるとしても混雑度100%以下の余裕のある水準だと予想している」と説明。モニタリングを継続して運行本数を調整するなど、柔軟に対応する姿勢を示した。 韓国では首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)を中心に新型コロナの感染者が急増。7日午前0時までの24時間に国内で新たに確認された感染者は1212人と、過去2番目の多さとなった。 政府の中央災難(災害)安全対策本部はこの日、首都圏のバスや地下鉄などの午後10時以降の減便勧告を含む首都圏向けの追加の防疫強化措置を発表した。
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