ブルージェイズのリュ・ヒョンジン、「6月の不振が残念…新たな気持ちで後半を準備」

“コリアンモンスター”リュ・ヒョンジン（トロント・ブルージェイズ）が紆余曲折を経て貴重な勝利で前半を締めくくった。

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　リュ・ヒョンジンは8日（日本時間）、ボルティモア・オリオールズとの遠征試合に先発登板し、5回を投げて7奪三振、5被安打2四球1失点と好投した後、9-1でリードしていた6回裏に交代した。

　ブルージェイズは10‐2で勝利し、リュ・ヒョンジンは勝利投手となった。同日の試合は、リュ・ヒョンジンの前半最後の登板だった。前半17試合に先発登板したリュ・ヒョンジンは8勝5敗、防御率3.56を記録したまま、オールスター戦休息期を迎えることになった。

　リュ・ヒョンジンは試合後、現地取材陣とのテレビインタビューで「シーズン序盤に良い試合をし、良い成績を出したのは良いことだが、6月の1か月間、厳しい試合をたくさんしたのは残念だ」とし「前半が終わったので、新たな気持ちで後半を準備する」と述べた。

　リュ・ヒョンジンはこの日の登板を最後に十分な休息を取る。ブルージェイズは12日のタンパベイ・レイズとの前半最終戦を行った後、4日間のオールスター戦休息を取ることになる。リュ・ヒョンジンは8日の休息後、17日に再開される後半最初の試合に登板する見通しだ。リュ・ヒョンジンは「明日になれば、後半の初登板がいつになるか話が出るはずなので、それに合わせて準備する」と述べた。