「執行猶予中に麻薬」“ミルク姫”ファン・ハナ、懲役2年の実刑判決=韓国(画像提供:wowkorea)
「執行猶予中に麻薬」“ミルク姫”ファン・ハナ、懲役2年の実刑判決=韓国(画像提供:wowkorea)
執行猶予期間に麻薬を投薬し、窃盗の容疑で拘束起訴された“ミルク姫”こと南陽乳業創業者の孫ファン・ハナ被告が懲役2年の実刑を言い渡された。

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 ソウル西部地方裁判所のイ・ソンマル判事は9日、麻薬と窃盗容疑などをもたれるファン・ハナに懲役2年と40万ウォン(約4万円)の追徴金を言い渡した。

 これを前にファン・ハナは昨年8月、彼女の夫と知られたA氏をはじめとする知人らと一緒にヒロポンを数回投薬した容疑で裁判にかけられた。また昨年11月、知人の住居で時価500万ウォン相当の品物を盗んだ容疑でも起訴された。

 現在A氏は亡くなっており、ファン・ハナとヒロポンを投薬した知人も重体であることがわかった。

 検察は先月23日に開かれた結審公判で、「被告が執行猶予という善処を受けたにもかかわらず、再び犯行を行った点や、犯行を認めず死亡した夫に押し付けるなど罪質が悪い」とし、懲役2年6か月、追徴金50万ウォンを求刑していた。

 ファン被告の弁護人は最終弁論で「被告人の容疑を立証できる十分な証拠はない」とし、「捜査機関が知人の自白供述にだけ基づいて起訴しており、犯罪場所に被告人が実際にいたという証拠がない」と容疑を否認した。

 窃盗容疑についても「被害者が紛失したという物が実際に所有していた物なのか、捜査機関が確認していない」とし、「被告人が盗んだという事実がないことは明白だ」と主張した。

 ファン被告は2017年、歌手兼俳優パク・ユチョンとの結婚発表をして話題になったが、翌年に破局した。彼女は2015年に自宅などでヒロポンを3回投薬し、2018年4月には向精神薬を処方なしに使用した容疑で起訴され、2019年11月の控訴審で懲役1年、執行猶予2年を言い渡された。

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