五輪のアーチェリー韓国代表(資料写真)=(聯合ニュース)
五輪のアーチェリー韓国代表(資料写真)=(聯合ニュース)
【東京聯合ニュース】紆余(うよ)曲折の末に23日開幕する東京五輪で、韓国は金メダル7個以上を獲得し、総合順位10位以内に入る目標を掲げている。その成否を分けるのが、翌24日の競技だ。アーチェリーやテコンドー、フェンシングで金メダルが期待される。

 アーチェリー韓国代表は24日、混合団体戦で韓国の金メダル第1号を狙う。

 混合団体戦は男女1人ずつのペアで競う種目で、今大会で初めて採用された。23日に行われる男女個人戦の予選で好成績を収めた選手が混合に出場する予定だ。男女計6人の韓国代表は、今大会で個人戦、団体戦合わせて計5個の金メダル獲得を目指す。

 5回連続の五輪出場となる射撃男子の秦鍾午(チン・ジョンオ)の成績も注目される。24日には10メートルエアピストルの予選と決勝が予定されている。

 秦はメダルをあと1個手に入れれば、韓国人の歴代五輪選手で最多メダリストとなる。2004年のアテネ大会、08年の北京大会、12年のロンドン大会、16年のリオデジャネイロ大会で、合計4個の金メダルと2個の銀メダルを獲得している。

 また、24日にメダルが確定するテコンドーの女子49キロ級と男子58キロ級、フェンシングの男子サーブル個人戦でも金が期待される。

 この日に最大で5個の金を獲得できれば、韓国選手団の士気は大きく上がりそうだ。


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