父親のソン氏は13日、自身のブログに「疑惑」というタイトルの文章を掲載し、警察が「犯罪の状況ではない」という結論をあらかじめ出していたという趣旨の主張を行った。
ソン氏は、「コメントで挙げてくれたニュースを見た。（葬式を行っていた）5月6日の物で当然見ていなかった」とし、「2か月前にも2つの疑惑が出ていた。たくさんの事を考えた」と伝えた。
ソン氏は、「国立科学捜査研究院の解剖前なのに、警察は傷にさえも「水の中でぶつかって生まれたようだ」と言った。今もその時も変わらない点は、”犯罪の状況ではない”ということ」だと主張した。
続けて、「常識的に”国立科学捜査研究院の解剖結果を見る”とすればいいのに、既に結論を下しているのも同然だ」とし、「息子が生前に負った頬の損傷、頭の裂傷全ては鈍力により傷を負い、意識を失ったかもしれないのに、捜査する側は関心が無いように見える。そうすると犯罪の状況が生まれるから」と指摘した。
ソン氏はSBSの時事教養プログラムである「それが知りたい」も狙い撃ちした。
番組は違う放送局の映像キャプチャー画面と共に、「専門家は足を踏み外すには浅い水深だと話した」とし、「しかし警察は釣り人発見し、10mの土壌と似ていると発表し、靴下を見せながら靴を探そうとしていた」と強調した。
ソン氏は、「どうして”それが知りたい”は釣り人の目撃場面は近場ででたらめな撮影までしながら、専門家を招くことをしないのか。少なくとも両側の話を聞かなければいけないのに、本人たちの結論に合う部分だけ使ったのだ」と不快な気持ちを表した。
またソン氏は、「5月6日に葬式を終える時まで、私たちは防犯カメラをきちんと見たことはない」とし、「2か月間懸命に見て、とても多くの疑惑が追加で生まれた」と伝えた。
彼は、「当然警察が明らかにしてくれると思った。とても純粋だったのか」と反問したうえで、2か月が過ぎた今、疑惑は多くなったが警察は「犯罪の状況ではないと捜査を終結した。”犯罪の状況”があれば、犯人を捕まえなければいけないから」と話した。
一方、警察はこれまで2か月間ソン・ジョンミン氏の死亡経緯に対する捜査を続けてきたが、特別犯罪の嫌疑点を見つけられなかった。これに先月29日、変死事件審議委員会を開き、事件を終結しようとした。遺族はジョンミン氏と失踪当時一緒に酒を飲んでいた友人A氏を6月23日に暴行致死・遺棄致死の容疑で告訴した。
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