今回の会議は水素の安全に関する両国の経験とノウハウを共有することで、韓国の水素ビジネス活性化に向けた土台を形成し、水素の安全と関連技術の向上を図ることを目的に行われた。
2004年にソウル市で初開催されて以降、毎年両国を行き来しながら進められてきた交流会議だが、昨年は新型コロナウイルス拡大の影響で延期されたため、両機関は今回の会議を従来の定例会議を代替するものとして開催した。
オンラインで開催した今回の会議では、水素製造施設などの設備に使う材料の技術基準や水素ステーションにおける圧縮機の安全検査、水素などのガスを使用する自動車に関する保安規制、水素社会の実現に向けた韓国の事業推進状況などを中心に、幅広い協議が行われた。
また両機関は2050年カーボンニュートラルの実現に関する主要課題である水素エコシステムの活性化のため深度ある意見交換を行っただけでなく、新型コロナウイルスで変化したガスの安全管理環境に積極対応してきたこれまでの努力と、改革方針についても共有した。
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