韓国・テジョン(大田)地域の市民団体が「戦争犯罪に対して謝罪と反省をしていない日本と首脳会談をするのは屈辱的だ」として、首脳会談「反対」を主張した(画像提供:wowkorea)
韓国・テジョン(大田)地域の市民団体が「戦争犯罪に対して謝罪と反省をしていない日本と首脳会談をするのは屈辱的だ」として、首脳会談「反対」を主張した(画像提供:wowkorea)
東京オリンピック開幕式を契機に「日韓首脳会談」が推進される中、韓国・テジョン(大田)地域の市民団体が「戦争犯罪に対して謝罪と反省をしていない日本と首脳会談をするのは屈辱的だ」として、首脳会談「反対」を主張した。

 大田地域の市民社会団体は14日、大田市内にある徴用工像前で記者会見を開き「戦争犯罪の正当化、福島原発処理水の放流、独島(竹島)を自国領土と表記、旭日旗をオリンピック応援旗に採択など、日本の行動は度を超している」とし、「そのような国と首脳会談を推進することは、絶対に容認できない」と言及。

 また、団体らは「より深刻なのは、歴史わい曲で一貫された東京オリンピック開幕式を契機に日韓首脳会談が推進されていること」と指摘。文大統領政府が今回の会談を通して歴史問題、輸出規制問題、福島原発処理水放流問題などの懸案を協議するとしていることを挙げ「日本は輸出規制を維持しながら、元慰安婦や徴用工問題の解決方法を示せと韓国側に要請し、韓国側が関係悪化に対する責任をとるべきだと発言している」と怒りにあらわにした。

 「果たして、日本との会談は何か実行性があるのだろうか」と疑問を投げかけた市民団体は、「解決方法を準備する主体は加害国の日本政府であり、被害国の韓国政府ではない」と強調した。
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