青瓦台はこの日、「性的暴力被害2人の女子中学生死亡事件」の国民請願答弁で、「警察は6月2日、継父を性的暴力処罰法上の親族性的暴行などの疑いで拘束送致し、6月15日に実母を親族性的暴行放任の疑いで不拘束送致した。検察は継父を6月18日起訴し、裁判にかけた」と明らかにした。
青瓦台は「2021年2月の事件の届けを受けてから、警察は被害者の供述と診療記録などを確保するなど捜査を行った。しかし捜査中の5月12日、被害者たちが死亡し、重い責任感と遺憾を感じる」とし「生きることができずこの世を去った2人の故人に対して、深い哀悼の意を表する」と述べた。
続けて「教育部は児童虐待、性的暴力などにより困っている学生らを対象に相談・治癒サービスを提供するWeeプロジェクト事業を持続的に強化している」とし、「該当地域の教育庁では今回の残念な死亡事故発生後、自殺危機管理システム警戒を発令し、学生及び教職員対象の特別相談を支援した。また自治体および外部機関との連携・協力を強化し、児童虐待および危機が疑われる学生に対する保護支援の協力システムを構築することにした」と紹介した。
青瓦台は「今回の請願を通じて親族間の性的暴力を含む性犯罪全般に対する徹底的な捜査と積極的な被害者保護措置が必要だということを改めて実感している」とし、「請願同意で示した国民の意思を念頭に置き、徹底した捜査と被害者保護を続けていく」と述べた。
これを前に請願人は青瓦台国民請願の掲示板に「義理の娘と娘の友達に性的暴行を加えた継父を厳罰してほしい」と書き込んだ。特に捜査中に被害者らが自殺する悲劇的な事件が起きたとして、加害者を厳罰に処することで二度とこのようなことが再発しないようにしてほしいと伝えた。この請願には約20万4000人の国民が同意した。
■自殺を防止するために厚生労働省のホームページで紹介している主な悩み相談窓口
●こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
●よりそいホットライン:0120-279-338、岩手県・宮城県・福島県から:0120-279-226
●いのちの電話:0570-783-556
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