宋代表をはじめとする党指導部は16日午後、江原道チュンチョン(春川)に位置する韓国コーラスを訪れ、ワクチン生産を点検した。
韓国コーラスは、ロシアワクチンのスプートニクVとスプートニクライトの委託生産を行っている企業だ。ロシアは昨年10月末、WHO(世界保健機構)に緊急使用承認の検討を要請し、現在は承認を待っている。
宋代表はこの日、現場を訪問して「各種のコロナ変異が発生しており、我が国とロシアとの間でワクチン協力の生産について緊密に協力する必要がある」とし「ムン・ジェイン(文在寅)大統領のロシア特使としてプーチン大統領と縁もあり、スプートニクと関連し、ロシアの各機関と韓国・ロシア間のワクチン研究開発に対して持続的に共有してきた」と説明した。
宋代表は以前からワクチン生産に関して「プランB(代案)ワクチンの確保」を主張してきた。ワクチン開発過程と現場を点検した宋代表は「国内でのワクチン委託開発は、ワクチン確保と共にロシアとの関係を高められる契機になる」と強調した。
宋代表は「韓国・ロシア間の交渉力の増大と経済協力にも意味があり、以後FDA(米国食品医薬品局)とEMA(欧州医薬品庁)を通過すれば(スプートニクV)価格が上がり、貴重な存在になるだろうが、その前に一部確保するのが良い」とし「臨床情報の承認状況を見て、我々も’プランB’としてスプートニクを採択し、十分に供給できるだろう」と述べた。
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