KOTRA、素材・部品・装備生産企業の輸出を支援…『グローバル・パートナリング日本』を開催

　大韓貿易投資振興公社（KOTRA）は16日、韓国の素材・部品・装備（素部装）企業の日本向け輸出を支援するために『2021 グローバル・パートナーリング（GP）日本』を開催したと発表した。

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　先月28日から今月16日までオンラインで開かれた今回のイベントは、韓国の中小・中堅企業がグローバル企業と協力関係を構築できるよう支援するために用意された。このイベントには自動車部品、建設機械、プラント機材などを生産する韓国国内企業58社と関連の日本企業57社が参加し、計120件余りの商談が行われた。

　今月1日には専門コンサルティング企業や日本のグローバル企業関係者が出席するウェブセミナーも開かれた。これらの企業は日本の△デジタル転換（DX）推進状況・課題、△新型コロナ状況での自動車産業状況・デジタルマーケティング案、△工場自動化市場動向など素材・部品・装備分野の機会要因を提示した。

　東レ経営研究所の増田理事はセミナーを通じて「エネルギー、運送・製造、家庭・オフィス関連の14の重点分野で炭素中立実現に向けたデジタル転換が加速化する」とし、「今後この分野で韓国と日本の協力が促進されるだろう」と展望した。

　1対1のビジネス映像カウンセリングでは、高所作業車の距離感知センサーや小型電動掘削機、リチウムイオンバッテリー、自動車無線充電モジュールなど、電動化分野に日本バイヤーの関心が主に集中した。

　KOTRAは協力企業の発掘から納品まで、長い時間がかかる日本の素材・部品・装備分野の特性を反映し、映像カウンセリングだけでなく、サンプル物流費用、デジタル工場実査など、多様な支援事業を推進する予定だ。

　KOTRA日本地域本部のチョン・ウェヨン本部長は「日本企業が新型コロナをきっかけにデジタル転換に速力を出し、企業間の新規ビジネスモデルの創出を試みている」とし、「素材・部品・装備分野で日本企業との協力機会を積極的に発掘する」と述べた。