大韓体育会は今月14日、選手村の韓国選手団の階に「臣にはまだ国民5000万人の応援と支持が残っています」という内容の横断幕を掲げた。
これは豊臣秀吉の慶長の役に呼応した海戦「鳴梁海戦」を前に、イ・スンシン(李舜臣)将軍が王に啓上した文書「まだ私には12隻の船があり、私はまだ死んでいません」から着案した内容で、瞬く間に話題となった。
日本側は「反日メッセージ」だとして政治的行為を禁止するオリンピック憲章50条の違反だと主張し、極右勢力も旭日旗を振って強く抗議した。
これに対して大韓体育会とIOCは、東京オリンピック開催期間中、旭日旗と“李舜臣横断幕”を同時に使用しないことに合意した。しかし東京オリンピック組織委員会は、旭日旗の競技場への搬入を許可するという態度を見せた。
ソ教授は、東京オリンピック組織委員会に「韓国側はIOCと調整後、横断幕を撤去したが、旭日旗を持って韓国選手団のいる建物の前でデモをする日本の極右団体に対して日本の警察は何の制止もしないことは大きな間違いだ」と指摘。
続けて「東京オリンピック組織委員会側ではこのような極右団体の旭日旗デモに対する強い警告と注意を通じて、どうか防止のための最善の努力をしてほしい」と要請した。
一方、ソ教授のチームは現在、「東京オリンピック旭日旗退治キャンペーン」をおこなっており、競技場内外で旭日旗を露出した場合、全世界の主なメディアに情報提供する予定だという。
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