10年前と比べると、韓国の平均寿命は3.3年延びた。
性別でみると男性の平均寿命は80.3歳、女性は86.3歳だった。
自殺死亡率はOECD加盟国で最も高かった。18年の韓国の自殺死亡率は人口10万人当たり24.7人で、OECD加盟国の平均(11.0人)の2倍以上だった。
韓国の自殺死亡率は、09年の人口10万人当たり33.8人から17年には23.0人に減少したが、18年はやや増加した。
幼児死亡率は出生児1000人当たり2.7人で、OECD平均(4.2人)より1.5人少なかった。
19年の15歳以上の喫煙率は16.4%で、OECD平均(16.4%)と同水準だった。
15歳以上の人口1人当たりの酒類消費量は年間8.3リットルで、OECD平均(8.8リットル)より少なかった。
喫煙率と酒類消費量はともに、09年から10年連続で減少傾向を示している。
韓国の臨床医師(韓国伝統医学の医師を含む)の数は人口1000人当たり2.5人で、OECD加盟国の平均(3.6人)に及ばなかった。
これは日本と同水準で、韓国よりも医師数が少ない国はポーランド、メキシコのみだった。
病床数は人口1000人当たり12.4床で、日本(12.8床)に続いて2番目に多く、OECD平均(4.4床)の約3倍だった。
韓国の国民1人当たりの外来受診回数は年間17.2回で、OECD加盟国で最も多かった。OECD平均(6.8回)と比べて2.5倍に上る。患者1人当たりの平均入院日数は18.0日で、日本(27.3日)の次に長かった。
国内総生産(GDP)に対する経常医療費支出規模は8.2%で、OECD平均(8.8%)より低かった。
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