成田空港に到着した張仁華・選手団長(中央)=19日、成田(聯合ニュース)
成田空港に到着した張仁華・選手団長(中央)=19日、成田(聯合ニュース)
【成田聯合ニュース】23日開幕の東京五輪で金メダル7個以上獲得、総合順位10位以内を目標に掲げる韓国選手団の本陣が19日、成田国際空港に到着した。  李起興(イ・ギフン)大韓体育会(韓国オリンピック委員会)会長、張仁華(チャン・インファ)選手団長が率いる韓国選手団本陣は、アーチェリー11人、体操10人、卓球9人、フェンシング8人、自転車2人、馬術1人と役員28人の計69人からなる。 また、競泳とバドミントン代表は本陣に先駆け、別の航空便で1時間ほど早く日本に到着した。 国際オリンピック委員会(IOC)委員を兼ねる李氏は、「新型コロナウイルスの(感染)状況が懸念されるが、選手の管理をしっかりして問題なく大会に参加したい」とし、「選手がこれまでトレーニングしてきた技量を100%発揮できるようサポートする」と述べた。 李氏は金メダル7個、総合10位以内という目標の達成可能性について「可能だとみているが、やはりコロナの状況が不確定要素だ」とし、選手団の管理に気を配ると述べた。  韓国は前回2016年のリオ五輪では金メダル9個を獲得し、総合順位8位を記録した。今大会は29競技に354人の選手団(選手232人、役員122人)を派遣する。 選手団の主将は秦鍾午(チン・ジョンオ、射撃男子)と金軟景(キム・ヨンギョン、バレーボール女子)が務め、23日の開会式の旗手には金とファン・ソヌ(競泳男子)が選ばれた。 韓国選手団は14日にセーリング代表が日本入りしたのをはじめ、17日には金鶴範(キム・ハクボム)監督率いるサッカー男子代表が日本に到着した。 18日には射撃、テニス、ボートなどの選手団が成田に降り立ち、20日にはバレーボール、21日にはハンドボール、柔道などの選手が続々と日本に向かう予定だ。 韓国選手団は開会式前日の22日に行われるサッカー男子のニュージーランド戦を皮切りに熱戦を繰り広げる。開会式翌日の24日には射撃、アーチェリー男女混合団体戦、テコンドー、フェンシングなどで金メダルを狙う。
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