韓国市民団体「VANK」、JOCのHPでの表記訂正を強く主張「終戦から76年が過ぎた現在も日本人が侵略の過去を反省していないと判断」(画像提供:wowkorea)
韓国市民団体「VANK」、JOCのHPでの表記訂正を強く主張「終戦から76年が過ぎた現在も日本人が侵略の過去を反省していないと判断」(画像提供:wowkorea)
韓国市民団体「VANK」が、JOC(日本オリンピック委員会)のホームページの表記に対して「間違いを正すキャンペーン」を展開するとSNSで宣言した。

 VANKは、公式SNSに「23日に開幕する東京オリンピック・パラリンピックを前に、世界の人たちの関心が日本に向けられている状況で、JOCのホームページに日本統治時代の五輪参加選手が日本代表選手と紹介されている」と紹介。

続けて「ソン・ギジョン(孫基禎)、キム・ウンベ(金恩培)、クォン・テハ(権泰夏)、ナム・スンニョン(南昇竜)、イ・ギュファン(李圭ファン)、キム・ジョンヨン(金正淵)、イ・ソンドク(李聖徳)、チャン・ウシク(張祐植)といった8人の選手は、国内外で公式に認められた韓国人であり、大韓体育会において五輪出場の歴史を紹介する時にもよく登場する主要人物たちだ」と説明した。

 さらに「VANKはこの8人の韓国人選手が日本人だと誤解される可能性があるため、IOC(国際オリンピック委員会)の表記のように韓国人だという説明を追加すべきだと思う。しかしJOCのホームページには選手たちに対する背景の説明が何も紹介されておらず、まるで日本人かのように国際社会に広報されている」と述べた。

 またVANKは、このような状況自体を「意図的な嘘だと見ている」と主張。続けて「特に平和と親善を追求するオリンピックが、過去の日本帝国主義の侵略戦争を洗い流し、合理化させて公報する場に変質しないことを望むなら、日本は彼らが韓国人だということをきちんと紹介すべきだ」と訴えた。

 最後に「彼らの国籍が回復されない限り、1945年の終戦から76年が過ぎた現在も日本人が侵略の過去を反省していないと判断するしかない」とし、「VANKはJOCのように韓国も日帝強占期(日本の統治時代)の韓国人として活動した方たちの業績を記念するサイトが必要だと考える」と主張した。





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