韓国大御所歌手ナ・フナ、新型コロナ感染第4波訪れる中で強行しようとした公演中止へ…違反すれば処罰に(画像提供:wowkorea)
韓国大御所歌手ナ・フナ、新型コロナ感染第4波訪れる中で強行しようとした公演中止へ…違反すれば処罰に(画像提供:wowkorea)
今月23日から25日にプサン(釜山)にて4000人規模で開催を予定していた韓国の大御所歌手ナ・フナ(羅勲児/74)のコンサートが、政府による新型コロナウイルス感染拡大防止策の変更により中止になった。

 中央災難安全対策本部は21日、定例ブリーフィングで「明日(22日)0時から8月1日24時まで非首都圏の登録公演会場で開催する公演は『公演会場の防疫規則』を遵守することを前提に許されるが、それ以外の場所で開催される室内外の公演は全て禁止する」と明らかにした。

 これは、新型コロナウイルス感染流行の第4波に入り、非首都圏のあちこちで感染者が増えていることに関連して感染拡大を遮断するための緊急措置だ。

 今回の措置により、23日から25日まで釜山・BEXCOにて開催予定だった「ナ・フナ AGAINテス兄さんコンサート」は中止になり、今月30日に同じくBEXCOで予定されていた「ミスタートロットTOP6コンサート」も中止になるとみられる。

 その前に、第4波に突入した中でテグ(大邱)公演が開催され、続いて釜山でも予定通りに開催すると伝えられ、一部で防疫網に弱点が生じると心配する声が高まっていた。

 万が一、開催を強行すれば、感染病予防法により行政命令違反で処罰されることになる。

 2つの大きなコンサートが開催される予定だったBEXCOの広報関係者は「現在、中央災難安全対策本部のブリーフィングを確認し、行政命令書を待っているところだ。行政命令書を受け取ればすぐに主催側に伝達し、協議を進める予定。協議を経て公演の中止か延期かが決定するとみられる」と明らかにした。
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