東京五輪・韓国野球代表チャ・ウチャン、「コンディションは今が一番良い」(画像提供:wowkorea)
東京五輪・韓国野球代表チャ・ウチャン、「コンディションは今が一番良い」(画像提供:wowkorea)
東京五輪韓国野球代表で事実上、左腕エースの役割を担うことになるチャ・ウチャンがコンディションに対する懸念を一蹴した。

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 チャ・ウチャンは21日、コチョク(高尺)スカイドームで行った代表チーム練習前、取材陣とのインタビューで「今が一番良いコンディション」とし、「コンディション管理がうまくいき、ボールもかなり良くなった」と強調した。

 続けて「前半戦を終えて時間が少し長かったため、オリンピック準備において時間的余裕が十分だった」とし、「今の球速を言うのは難しいが、練習試合しているうちに球速は上がるだろう」と付け加えた。

 チャ・ウチャンは肩の負傷で1年近く試合に出られず、治療とリハビリをしていたが、最近マウンドに戻ってきた。復帰後、去る6月の2試合で1勝、防御率1.80を記録し、健在ぶりを立証した。

 東京五輪を控えて左腕投手に悩んでいたキム・ギョンムン監督は、チャ・ウチャンの復活に喜びを隠せなかった。さらには「天からの贈り物のようだ」とも述べた。

 しかし、チャ・ウチャンは代表メンバー入り後、6月25日のサムスン戦で5回を投げ7失点(6自責点)と振るわなかった。また、去る5日のハンファ戦では1と1/3回を投げて5失点し、早期降板という屈辱を味わった後、翌日に1軍エントリーから外された。

 一部ではコンディションや球威が完全でないチャ・ウチャンを「交代すべき」との要求も出た。 しかし、キム・ギョンムン監督はチャ・ウチャンを信じた。「特別な負傷がない限り、今の選手たちは五輪まで出場し続ける」という立場を明確にした。

 また、チャ・ウチャンはオ・スンファンとともに今回の代表チームで歳年長だ。チャ・ウチャンは前日のミーティングで、オ・スンファンが後輩たちに言った言葉を紹介した。

 チャ・ウチャンは「オ・スンファン先輩が昨日、良いことを言ってくれた」とし「『国際大会は短期戦であるだけに、ボール一つで勝敗がわかれる可能性があるので集中しなければならない。追い込まれたカウントで勝負する必要はない』と話していた」と述べた。

 チャ・ウチャンは「五輪はスポーツ選手にとって最も大きな舞台であり、私にとって最初で最後になりうる大会」とし「オ・スンファン先輩に次いで私が歳年長であるだけに、選手たちをうまくリードして、良い成績を出さなければならないという責任感とプレッシャーを抱えている」と話した。


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