「空軍セクハラ自殺事件」軍捜査審議委、国選弁護人・両性平等センター長の「非拘束起訴」を勧告=韓国(画像提供:wowkorea)
「空軍セクハラ自殺事件」軍捜査審議委、国選弁護人・両性平等センター長の「非拘束起訴」を勧告=韓国(画像提供:wowkorea)
セクハラ被害を受けた空軍の女性中士が自殺した事件の透明な捜査のため、民間の専門家で構成された軍検察捜査審議委員会が、イ中士の国選弁護人と空軍両性平等センター長を非拘束起訴するよう勧告した。

国防部(防衛省に相当)は23日、「前日午後2時から国防部本館で第6回軍検察捜査審議委員会を開き、国選弁護業務に関連する職務怠慢の容疑がかけられている空軍法務官のイ中尉、両性平等業務に関連する職務怠慢の容疑がかけられている空軍のイ・ガプスク両性平等センター長、第15特殊任務飛行団レーダー整備班長の、被害者に対する職権濫用権利行使妨害の容疑について審議を行った」と明らかにした。

捜査審議委員会は軍検察側と被疑者ら、そして遺族側の意見をすべて聴取した後、約10時間の議論を経て、3人の被疑者に対しすべて非拘束起訴意見として議決した。

今回の審議結果は意見書の形で国防部検察団に伝達される。国防部検察団は関連指針に基づき審議意見を尊重し処分する予定だと明らかにした。

このほか、国防部検察団はイ中士に新型コロナウイルスPCR検査を強要し叱責性の指導をした15特殊任務飛行団の幹部1人を懲戒依頼し、転入者に対し訪問場所などの過度な個人情報を要求するなどの人事慣行について、該当部隊に是正措置を要求することを国防部に依頼した。

国防部は、「今後も捜査の透明性と公正性を高めるため、今回の事件と関連し実施される主な捜査事項を委員会の審議を経て進める予定だ」と話している。
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