安昌林は26日、東京の日本武道館で開かれた柔道男子73キロ級準決勝で、ラシャ・シャフダトゥアシビリ(ジョージア)とゴールデンスコア(延長戦)の接戦を繰り広げたが、反則負けを喫した。
安昌林は4分間の試合時間に相手選手と指導を1つずつ受け、ゴールデンスコアに入った。ゴールデンスコアは半分以上のポイントを獲得したり、相手選手が指導を3つ受けるまで続けられる。
これまでに勝ち上がってきたすべての試合で延長戦の接戦を制してきた安昌林は、ゴールデンスコアに入ると、体力的にも疲れていたのは明らかで、試合終盤の立ち上がるときには足がもつれて立ち上がることが困難な状況だった。
結局、安昌林はゴールデンスコア突入後の47秒頃に受けた指導1つに続き、4分37秒にも最後の指導を受けて反則負けを喫した。
在日韓国人3世の安昌林は、日本代表チームによる粘り強い帰化要請を拒否し、韓国国籍を維持した。2014年には韓国に渡って韓国代表チーム入りを果たした。
安昌林は今回の大会を前に、「日本の柔道聖地である日本武道館で五輪初の金メダルを獲得する」と誓ったが、準決勝で惜敗を喫して金メダル獲得の夢が叶わなかった。安昌林は敗者復活戦で銅メダルに挑戦することになる。
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