韓国系民族学校ルーツの京都国際　春夏連続で甲子園出場

【東京聯合ニュース】韓国系の民族学校が前身で、今春の選抜高校野球大会（春の甲子園）に出場した京都国際高校（京都）が、８月９日に開幕する全国高校野球選手権大会（夏の甲子園）への出場を決めた。日本メディアが２９日、報じた。　甲子園では出場校の校歌が演奏される。春の大会に続き、同校の韓国語の校歌が再び阪神甲子園球場に流れることになる。　京都国際中学高等学校は１９４７年に京都朝鮮中学として開校。高等部を新設後、２００３年に日本の学校教育法上の「１条校」に認可され、翌年に現校名で開校した。韓国政府からも中高一貫校として認可されている。　野球部は１９９９年創部。２００３年夏の京都大会で初めて８強入りし、１９年の春季京都大会で優勝している。今春の選抜が春夏通じて初の甲子園出場だった。